第25章 お披露目

24/32
前へ
/526ページ
次へ
私は恥ずかしくてとてもお客様をお見送りすることができず、部屋を抜け出した。 どこか誰にも見られない場所に、こっそりと身を隠したかった。 そして、随分疲れてしまっていた。 けれどまた1時間もすれば、受付けの仕事がある。 京子さんに付き添われ、隠れるようにロビーの片隅にいた。 すると社長がホテルの支配人を連れてやってきた。
/526ページ

最初のコメントを投稿しよう!

562人が本棚に入れています
本棚に追加