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「なっ!何をするんですか!?ギルドの椅子を破壊するなど!ギルドから永久追放しますよ!!」
永久追放?面白い
ツバキ「やれるものならやってみてください。僕は別にギルドになんか登録しなくたって生きていけるんです。指名手配されたとしても決して見つからないところに隠れますし、ましてやギルドの帝には劣らない腕を持っていると自負していますし信用のおける方からも言われています」
「ッ!!」
ツバキ「なにも言えなくなったのですか?低能ですね。少しは反論してくださいよ、僕が楽しめないでしょう?」
「はぁ!?貴方なんて私の権力を使えば簡単に捻り潰せるほどの弱小な存在なんですよ!そんな者に私がとやかく言われる筋合いは無いんです!私はゴーブキリ男爵家次男です!」
ツバキ「………駄目ですね。やっぱり他のギルドに入ります」
このギルドに入るよりは闇ギルドに入った方が数万倍マシだ
ゴ「ハッ!怖じけずいたんですか?口ほどにもない!まぁ私の貴族としての爵位を前にすれば平民など平伏すのが当たり前なのですがね!!」
ツバキ「なら先程から平伏すのが当たり前の平民相手にあのような敬語を使っていたんです?」
ゴ「ギルドの受付をしているからに決まっているでしょう!!でなければこの!私が!平民!などに!敬語なんか使うはずないでしょう!」
ツバキ「そうですか、わかりましたこのギルドカードは破壊させてもらいますね、貴方のような腐った貴族が受付をしているギルドに入りたくありませんし」
バキン
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