序章 幻想と伝説

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――遠い遠い昔、強大な力を持ったものがいた。 それは純粋なる力の権化。 その力は覇権を求むものたちを魅了した。 彼らは策を巡らせそれを自身のものにしようと企んだ。 しかし彼らは求めていた力によって全てを失った。 領土、領民、そして自身さえも力に呑み込まれたのだ。 神はそれを哀れに思い、再び利用を目論まれ破滅を呼び起こすことのないように1対の神獣を送り、それを眠りにつかせ守護させた。 今でもそれは眠り続け神獣は護り続けていることであろう……。 世界の果て、忘れ去られたものが辿り着く地にて。
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