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「ありがとう…。明日の朝は絶対に早く来るからね」 「任せとけよ、じゃあな」 手を振りながら、背を向けると、あちら側にも声をかける。 「黒来も、明日の朝早く来いよ! 自分の発表するとこ、困るかんな!」 もう、振り向きたくなんてなかった。 緒川は側にいた樋口の肩を引き寄せると、「後でウチで呑むぞ…」と呟いた。
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