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『…ところで海月、俺の子ども出来たって本当? 』
「え…? 」
その夜、理紫からの話を聞きながら、海月は携帯を取り落としそうになる。
『思い当たることはあるけど、随分と分かるの早いよね。あれから2週間くらいしか経ってないし…。』
海月は真っ赤になりながら、理紫からは見えないのにぷるぷると首を振った。
……みつ…き、このまま…いい?
あの夜、耳元であまくねだられて、…嫌だなんて言えなかった。
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