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「私はいつも信じてる。理紫は私にとって悪いようなことは絶対にしない、ちゃんと考えてくれてる。…だって最後までしなかったのは、私のことを気遣ってくれたからでしょう？ 」
理紫は欲望のままに、全てをぶつけてきたりはしなかった。
きっと私は、止めたりなんか出来なかったはずなのに…。
「私、すごく嬉しくて幸せだと思った。だから、もう…。」
『ちょっと、待った…。』
ずっと聞いているだけだった理紫の声に話を遮られ、海月はハッ…と我に返る。
「あ、私…？ 」
『ごめん、本当にちょっと待って…』
どうしよう…、思うままに話をしてしまった。
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