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「大体アイツ、この間結婚しなかったっけ? まだプロになって大した実績も上げてないくせに、そういうトコも調子付いてて、いけ好かないんだよね。」 「…っ! でもそれは理紫だけのせいじゃ…。」 男の言ったことに、そういう見方もあるんだと海月は愕然とする。 だから気付かなかった。 自分達の周りがざわつき始めたことに。 「え…?何で? 」「嘘っ?! こっち来るよ?」 男も海月のことを口説くのに必死で、ざわつく周りの状況に気付かない。
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