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「今夜なんて言ってるけど私はゲストルームをお借りするんだし、理紫はここでしょう? 別々なんだからっ! 理紫のことなんか部屋に入れてあげないんだからっ! 」 「ふぅ…ん? 」 近付いて来る理紫が、上に放り投げた枕を空中でキャッチした。 「ホントよっ、だから一緒に寝るとか…ないからっ 」 「へぇ… 」 「1人で、ぐっすり寝るんだからっ! 」 「俺は別にいいけど? 」 え……? ベッドのすぐ脇に立った理紫が、ポン…と海月に枕を渡してニッコリと笑う。
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