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****** 「理紫の…ばか… 」 「……ごめん 」 理紫は上掛けにくるんだ可愛い妻を、横になったままギュッと抱きしめ、ちゅっと旋毛に口付ける。 「少しだけって…言ったのに… 」 「だから、ごめんって… 」 もう1度、あまい口唇を味わいたくて、そっと頬に手を添えると海月が恨めしそうに理紫を睨んできた。
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