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「そんなに簡単に丸め込まれちゃうと、俺どんどん調子に乗っちゃうじゃん 」
海月から、理紫の顔は見えない。
でもきっと、理紫は照れたような顔をしてる筈。
あんなに人前で、次々に大胆なことをするくせに、どうしてこんなことで恥ずかしくなっちゃうんだろう? とっても不思議……。
「理紫 」
「何? 」
髪に触れる大きな手が安心感をくれるから、海月は身体を預けて瞳を閉じる。
「大好き…… 」
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