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優しくて、いつも私のことを考えてくれてる。
私は甘やかされて、こんなに理紫だけになっちゃって、きっとあなたが居なければ、呼吸の仕方も忘れてしまう……。
「好き…… 」
心が極まって、聞こえるか聞こえないかの声でもう1度言うと、近くで小さく息を飲む声がきこえた。
「……みぃちゃん、それ俺のこと誘ってますか? 」
「え……? 」
「こんなキスじゃ、我慢出来なくなっちゃうんだけど…… 」
可愛いことばっかりしてると、悪いこと考えてるヤツに滅茶苦茶にされちゃうよ……?
そう言う理紫の瞳に企むような光を見つけて、海月はその腕から急いで逃げ出した。
「これ以上はっ、もうダメっ!! 」
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