第1章
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「ま、いいか」 それはそれ。 「たしかにこの方が見やすいものね」 金髪碧眼には以前から興味があった。 生まれながら 漆黒の髪と瞳を持つ身としては――。 もちろん 今まで機会がなかったってわけじゃない。 「どう?お気に召したかな?僕の瞳」 そうそう。 「うん、すごく素敵」 お気に入りの品に 巡り合わなかっただけで――。
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