第1章

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「ごめん…」 「そっか……ううん、私の方こそごめんね?」 僕は嘘を付いた。 本当はとても嬉しくて 好きだと告白してくれた君の事を僕も好きなのに。 「でもこれからも幼馴染みとして仲良くしてね!」 無理して笑って差し出す君の手を 「うん、よろしく」 そう言って握った。 僕は最後まで嘘ついてまで 1人になろうとするんだね。
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