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それからの僕は何もかもを諦めながら今を生きている。
全てを諦めながら生きていく毎日は好きな事をしている時も、少しいい事が起こった時も何をしても悲しいだけだった。
「おはよう!」
そう言って笑顔のままで今も挨拶をしてくれる君に会えても
なぜか悲しくなるだけだった。
「そろそろ進路決めた?」
卒業が近くなっていたから君がそう聞いたから
「就職するよ、大学には行かない」
君への想いは叶わない。
そう思ったから誰よりも君に愛されたいのに
大学に行くと決めていた君と離れて1人になろうとしていたことも
「そうなんだ…じゃあ会える事も減っちゃうね」
少し悲しそうな顔をした
誰よりも大切な君のためだったよ
僕といたら辛い思いをさせてしまう。
僕の記憶の中の君はいつも
今みたいに悲しそうな顔や
辛そうな顔だから。
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