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それぞれ聞き込みが終り最後の一人の場所となりました。
コンコンとドアを叩くと鈴に似た少女が出てきます。
「あ~青流君にスズナリちゃんだぁ~」
「えっと……会長、お部屋を少し見せていただいても良いでしょうか?」
「犯人の手がかりがあるか見てみたいんだが……」
二人は断られると思っていましたが──
「うん~いいよぉ」
と言われ少し驚いた。
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手動で開け閉めをするエレベーターをおりやって来た場所は最上階にある生徒会長の部屋だった。
「……監視カメラがあるな」
「あ、ほんとだ」
「うん~ローベルトがぁ付けてくれたんだぁ~」
「……あの映像って見れる?」
「ローベルトに~言えばぁ~見せてくれるよぉ~」
「そんじゃぁ、後でいこう」
部屋に入った二人は圧倒された。
何に? と言うとヌイグルミの量にだ。
ヌイグルミは部屋の中央と棺桶、タンスやドレッサー等を残しつまれている。
「部屋の掃除とかどうしてるんだ?」
「ん?~ローベルトと~リベル先生がぁやってくれてるよぉ~」
「あの二人か……」
「そうだよぉ~」
ふと気になったことがあり青流はシャルロッテに聞きました。
「あの、気になってたんだけど……下着をなぜ袋に入れてたんだ?」
「あ~、それはねぇ……大浴場にぃーいってぇ~帰ってきたときにぃ取りあえずタンスの中に~いれたんだぁ~」
「なぜタンスのなかに?」
「それはねぇ~急なぁお客様が~来たときにぃ見えないからだよぉ~」
「なるほど……」
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