青流の長い1日

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紅茶を入れようとロッティが準備を始めました。 それを見てハロルドは青流を部屋の中央に置かれているソファーに座らせるとお茶菓子をだした。 「はい~紅茶だよぉ」 「えっと……ありがとうございます」 「こっちのクッキーもどうぞ」 「頂きます」 ロッティがゴホンと咳払いをし青流にこうきりだした。 「あのねぇ、入学してきたばかりの~青流君に~お願いが有るんだぁ~」 「お願い?」 「はい、実は最近になりまして観光客が急速に増えてしまい、色々なクラブや部活、学科や委員会の業務が増えてしまいまして学園側でギルドを開設することになりました」 「メンバーを集めたんだけどぉ、集まらなかったんだ。 それでね~、青流君はぁ学園ギルドに興味とか無いかなぁ~とか思ってるんだけどぉ」 「俺がですか?」 「うん~、さっきのぉ私を助けてくれたみたいに~困ってる~他の生徒のぉ助けをしてくれたら嬉しいなぁ~」 考え込む青流にロッティは近寄り、目の前にしゃがみこみ、手を握り上目遣いでまたお願いをした。 「お願い~青流君~」 青流は顔を赤らめて頷いてしまったのであった。
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