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第1章
『胡蝶』
黒のパーカーにフード、そして
赤い目。
暗闇にひかるその目はまるで
蝶。
美しく、そして………儚い
性別も年齢も謎
最強とうたわれた胡蝶
闇を持ち、背負う胡蝶
そして誰よりも弱い胡蝶
そんな胡蝶が今、あいつらに出会う
それは偶然かはたまた必然か。
「………これ以上、踏み込まないで。」
「誰が勝手に消えていいなんて許可した。」
「もうやめて!!戻れなくなる。」
「「「「お前が好きだ。」」」
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