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それから、
「寝るぞ」
と、臣くんが横になったので、スタンドライトの灯りを消して私も臣くんの隣りに、ごろりん。
何となく、体制は臣くんに背を向けた状態。
こっそり、
両手をお腹にあてて、
“おやすみなさい”
と、べビちゃんと極秘通信してみる私。
すると、そんな私を、
「!」
ぎゅーっと後ろから抱きしめてくる臣くん。
そして、
「抱き枕……」
そう耳元で呟くと、また、ぎゅっと抱きしめてくれた。
何時も通り、
口元が緩んでしまう私。
臣くんが私の身体を優しく包んでくれていて―…
“ここにね、臣くんと私の赤ちゃんがいるんだよ”
って、
早く教えてあげたいな。
明後日がとっても楽しみ。
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