10.5入籍記念日&挙式前々日の幸代の新たな幸せ発覚の一日

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それから、 「寝るぞ」 と、臣くんが横になったので、スタンドライトの灯りを消して私も臣くんの隣りに、ごろりん。 何となく、体制は臣くんに背を向けた状態。 こっそり、 両手をお腹にあてて、 “おやすみなさい” と、べビちゃんと極秘通信してみる私。 すると、そんな私を、 「!」 ぎゅーっと後ろから抱きしめてくる臣くん。 そして、 「抱き枕……」 そう耳元で呟くと、また、ぎゅっと抱きしめてくれた。 何時も通り、 口元が緩んでしまう私。 臣くんが私の身体を優しく包んでくれていて―… “ここにね、臣くんと私の赤ちゃんがいるんだよ” って、 早く教えてあげたいな。 明後日がとっても楽しみ。
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