プロローグ

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友情には賞味期限があるのかもしれない そう割り切ると裏切られても陰口言われても なんだか平気な自分がいた   いろんな事が重なって感情というものが 無くなってしまったのだろうか 何も知らない聞いてない そんな顔をして笑顔でみんなと過ごして 目立たず大人しく、文句一つ言わない 笑顔な私でいれば問題なんておきない なんにも、なんにも。 一人ぼっちになる強さは私にはない きっと私は神様に見捨てられたんだ 素直に慣れなかった私に罰を与えたんだ だけど後悔したってもう戻らない 誰にも深入りしなければいい 程よい距離をたもっていれば 辛いことも寂しいこともない 人の病みの部分を聞かなくてすむはず 前にお母さんが言っていた。 戻れるくらいなら戻りたいわ ~   あっという間に終わっちゃうんだから 学生の間にたくさん青春しなさいよ ごめんなさいお母さん 私が見てきた世界は真っ黒で 輝きなんてこれっぽっちもなかった 青春なんて偽りでしかないんだよ きっと。
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