雷獣降り立つ、誄歌

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「懇願、してください」 言い方変えて貰わなくとも、ちゃんと言葉として理解してるが、頼むから、耳元で囁くな。 俺の弱点は耳なんだよ。 「お前なあ!俺が黙ってるからって!良い気になりやがって!」 こいつ、少々どころかマジなサディスティックな性格が出ちまってるし、俺は怒りの剰り、辺りに放電しまくりだ。 「では、このまま電気を頂戴しながら、あなたのお背中をお流し致しましょう」 「……ひっ!」 またヌルッとした冷たい手が俺の身体に張り付き、思わず悲鳴にも似た声が出た。
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