第2話 魔王の仕事

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そんなことを考えているといつのまにか報告書の山は半分ほどになっていた コンコン 「魔王さま、よろしいですか?」 ドアを叩く音共に一仕事終えたクラリッサの声がした 「おう、どうしたクラリッサ」 ガチャ 「城の見回り、洗濯終わりました」 「おつかれさん。何か問題でもあったか?」 「はい、城の窓が一部割れていたのですが何か心あたりはございますか?」 「ドロシーあたりが割ったんじゃないか」 「窓の付近に魔王さまの足跡らしきものがありましたが」 「すまん、俺が割った」
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