第3話『魔王城の城下町』

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東の街 あれから、クラリッサはきっかり四十秒後に出発し俺は急いで外出用の服に着替えて後を追った 街道でなんとか追い付き、そのまま街に入った 「魔王さま、前から気になっていたのですが、城内で着ている服と今の服、どこが違うのですか?」 「ん?あぁ、これか。見た目に変わりは無いな。でもな、今着ている魔王服はなんと!生地が薄くなっていて動きやすいのだ!」 「洗うのがめんどくさいのでどちらか片方にしてください。ただでさえ城内用のが多くてめんどくさいのですから」 「えぇー」 「それはそうと、お昼は何が食べたいですか?」 「肉!」 「考えておきます」
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