第3話『魔王城の城下町』

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「おう、魔王さま。今日は彼女連れかい?めでてーなこりぁ!この魚もってきな!シラユリからの直送だよ!」 「ありがとよ魚屋のおっちゃん!それと、彼女じゃねーよ、嫁だよ!」 ゲシッ 「痛っ!」 「あらあら魔王さま。うちの畑でとれた果物だけどどうだい?美味しいよー」 「いつも元気だな一つ目のばあちゃん!ばあちゃんの畑の果物は最高だからな。ドロシーの土産になるよ」 「あー!魔王の兄ちゃんだー!遊んでー!」 「遊んで遊んでー!」 「おうガキンチョ共。今日は仕事あるからまた今度な」 「ほんと、魔王さまは慕われていますね」 「国民に愛されてこその王だからな」
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