第4話 魔王と帰り道

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「そういえば、どうして急に街についていくと?」 「あー、別に理由なんて無いんだけどな。ちょっとした息抜きみたいなもんだ」 「そこは『お前と一緒にいたかったから~』みたいなことを言うと女性からモテますよ」 「いらんアドバイスありがとよ。どうせ嫌でもお前とは一緒にいるわけだし、100人の女にモテるよりお前一人にモテた方がいい」 「嬉しいことを言ってくれますね。大丈夫ですよ、私は魔王さまのこと心の底から愛してますから」 「愛してるならもっと俺に優しくしてくれ」 「それは無理です、メイドなので」 「これは手厳しい」
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