第5話 魔王妹と使い魔

4/4
前へ
/32ページ
次へ
手を引かれ城をグルリと半周したところで、ようやくアウラは止まった 「城の裏には畑しかないのだ。もしかして野菜を採るのか?」 「……」フルフル 「じゃあ何を……あっ!」 そこには畑の横に作られた花壇とそこに咲いた花の数々があった 花壇そのものは大きいとは言えないものの、愛情を込めて育てられたことがわかるほど、美しい色とりどりの花ばかりだ 「これはアウラが育てたのか!?」 「……」ドヤァ アウラは得意気に胸を張った
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加