第1話『魔王城の朝』

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「………」~♪ 「もう、抱きつかないで」グイッ 「………」ショボーン 私はなつかれているのか、よくこうしてスキンシップを取ろうとする 「アウラ、いつも通り朝ご飯の用意をお願い。トーストと目玉焼き、あとは魔王さまは野菜多めのサラダ、ドロシーさまにはヨーグルトを付けてあげて」 「………」コクッ こうして、アウラにはたまに仕事を頼んでいる 私とアウラじゃできることも限られてくるのに 私以外のメイドも雇ってくれないかしら……… さて、私は着替えて魔王さま達を起こしにいかないと
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