第3話 アイドルの秘密 6
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昨日と同じ、疲れた果てている犯人の顔。 「明日、また来ます。上手くいけば、あなたは、三日後に釈放されるそうですよ」 そう言って、リリコは席を立った。 杉田は、慌ててそれに続く。 面会室を出て、薄暗い廊下で隣に並ぶ。 「……梅林寺さん。…すいま」 「杉田さん、勤務中は、仕事の事だけ考えてくれませんか」 「はい」と返し、杉田は下を向く。
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