1章

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母「代理が皆そうじゃないわよ。今回の代理は新人だったの…代理は新人が神になる為の研修みたいなものなのよ、代理を繰り返しやったり神の手伝いをしてスキルアップしていくのよ」 あれ?声出してたか?それともこれが噂の読心術か? 母「そうよ!テンプレよ!」 そ、そうか… 母「で、怠けて管理を疎かにしちゃたのよ…私がいる時はしっかりやってるから大丈夫だと思ってたんだけどね…気付いた時はビックリしたのよ」フーヤレヤレ ト「代理は結果何をしたんだ?」 母「異常気象、魔人・魔物の活発化、魔王を産み出して勇者召喚して勇者に色ボケビッチになった」 おいおいマジで小説通りだな…代理は女か…… 母「私もここまでテンプレになるとは思ってなかったわ」 だから読心術使うなよジトー 母「だって聞こえてきちゃうんですものニコリ その代理は最高神様に今お仕置きされ中 まぁ魔王は何とか勇者が倒したから魔人・魔物は良いけど、異常気象による自然破壊はなかなか元には戻らないのよ… 世界神の私は、アーティアに干渉はできないのよ…でも世界樹があれば聖域になって私の力が何とか届くのよ」 ト「じゃあここは聖域なのか?」 母「そうよ私は天界から世界樹を通して今は世界樹の聖霊になってこの辺りを浄化しているのよ」 ト「成る程…で俺は何の為に呼ばれた?」 母「そう!そこで叶也を呼んだの!!お願い!! 本来ならアーティアはこの世界樹だけで充分だったの、今はアーティア自体が弱って空気も土地も水も汚れて荒れ果てるの。 この世界樹だけでは補えないの…だから世界樹の種を植えてきて欲しいの」
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