番外編~谷の開拓~

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こうして何とか田植えシーズンまでには千枚田は完成した…… 万枚田は流石に無理でした(汗) 毎年ちょっとずつ増やしていくみたいです 隠居爺もこれで役目を終えてアミュラの農園に帰れます 隠爺「わしゃ帰らんぞ?」 え? 隠爺「万枚田が出来上がるまで帰らんぞ!!」 レン『そ、そうなのか?』 隠爺「当たり前じゃ!! 万枚田はまだ完成しておらんのに中途半端に放り出せるか!! それに谷はアミュラと気候も土壌も違うから若者達だけでは心配じゃ!!」 「せ、先生(涙)」ジーン 「そこまで俺達の事を……(涙)」ジーン 「先生がいらしゃっるなら安心だ」ホッ 若者達は谷でひと冬過ごして思ったのです……寒すぎる!!凍え死ぬ!! アミュラと気候が違う!!特に冬は違いすぎる!! これまで農園で培ったノウハウがいかせるのか(汗) 不安いっぱいだったのである そこに隠居爺の残留宣言!! 若者達は凄く喜んだのだった そしてレンもちょっとホッとした感じである 折角出来た茶飲み友達だから(笑) いつもお茶請けで喧嘩しますが、やっぱり居なくなると寂しい思うレンなのである 隠爺「万枚田が出来ても儂帰らんぞ?ニヤリ レン様……万枚田の反対側の山の斜面に茶畑を作らんか?」 レン『茶畑?』 隠爺「そうじゃ 緑茶や紅茶の茶葉は同じなんじゃ……加工の仕方が違うだけなんじゃな だから[谷おりじなるてぇー]を作りたいんじゃ」 レン『ほう!!それは名案だな』 隠爺「じゃろ?」 レン『しかし……オリジナルティーだろ?』 隠爺「そうとも言うかのぉ~ わしゃ横文字は苦手じゃ」 隠居爺とレンは毎日お茶請けで喧嘩してましたが色んなお茶を飲んでいました ドラゴンお取り寄せ便で(笑) なので自分好みの茶葉を作りたいと思ったのだ 隠爺「じゃが万枚田が終わってからじゃけどな」 レン『それは当然だな』ウンウン こうして若者達の開拓はまだまだ続くのであった(笑) 「はぁっ?茶畑って?」 「え!?決定事項!?」 「開拓はまだ続くんですか!?」 若者達よドンマイ!!ファイトー!!一発!! 「「「「「「「「「「うわぁぁぁぁぁぁん(涙)!!」」」」」」」」」」 ~END~
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