1章

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大木の回りをウロウロしていると大きな狼が急に出てきた。 「うわっ!! ビックリしたっ!! 狼かぁ急に出てくるなよぉ」 と、狼に向かって言った。 やっぱり何処か抜けてる叶也。 『すっすまん』 そして何故か謝る狼。 「分ければ良いよ。 次から気を付けてくれれば」 『人間、俺の言葉が分かるねか?』 「えっ!?(本当だ何でだ?) ……うん……分かるな」 『今の間はなんだ?』 「あはははははっ……(本当に狼がしゃべってる…不思議) ……所で、ここは何処だ?」 『(話をそらしたな)ここは世界樹の森だ。 それより人間、俺が怖くないのか?』 「怖くないなビックリはしたけど。(凄い綺麗な毛並み…モフモフしてぇ) って世界樹の森ってっ!? あのファンタジーな世界の!? 作り話じゃないのか!?(マジでぇ?)」 『(怖くないのか)ファンタジー?作り話?何の事だ?ここは世界樹の森だ。人間の後ろにあるのが世界樹だぞ。』
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