1章

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叶也の話を聞いたフェンリルは『う~ん』と唸りながら世界樹の方を向いて 『もしかしたら世界樹がトーヤを呼んだのかもしれんな』 「えっ!?何で!?」 『さあな、俺には分からん。』 「そんなぁ…俺仕事の途中で病院に薬届けなくちゃいけないのに… ……戻れるのかなぁ?」 『戻れるかどうかは分からんが世界樹は意味のない事はしないはずだ。 そんなに気になるなら世界樹に聞いてみればよいではないか』 「意味のない事はしないか… …って世界樹って話せるのかっ!?」 急にガバッとフェンリルの肩を掴み聞いた。 『(何だ急に…ビクビク)だ誰もが話せる訳ではない。世界樹が認めた者しか話せんがトーヤは世界樹が呼んだのかもしれないからな話せるかもしれんな』
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