第5章

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俺が中学3年の時……一応、受験勉強をしていた俺は、11時過ぎにお風呂に入り、バスタオルで頭をガシガシ拭きながら 自分の部屋に向かった。 部屋のドアを開けようとしたとき、カチャっと向かいの部屋………ハルの部屋のドアが開いた。 「どした?トイレ??」 そう聞いたがハルは首を横に振る。 「ん??」 トイレじゃないなら、どうしたのだろう。 何も言わないハルを見ると、腕にはハルの好きなくまのぬいぐるみが抱かれていた。
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