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「ふーちゃん、、、風がね……怒ってるの」
よくわからなかった。
「風が?????」
ハルに問いかけるとハルは話を続けた。
「うん……聞いてみて………うぅぅぅ……って、風が怒ってるから」
耳を澄ますと、外からは冬の風音が聞こえてきた。
「聞こえた???」
「うん」
「風が怒ってるから………きっと、雷もやってくる………」
そっか……風の音にびくついて、雷が鳴ったらどうしよう??……って不安だったのか。
「ふーちゃんがいるから、大丈夫。怖くないから……安心して寝な」
「うん、おやすみ」
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