第6章
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「ハルちゃんのせいじゃないよ………逆に気付いてくれてありがと。試合で投げてたら、間違いなくやられてたよ………早く直さなきゃ」 「よく気付いたな、ハル」 「たまたまね、コウ先輩が走ってて………そのとき、コウ先輩はずっと白線の所を走っててね……同じところを走ってるコウ先輩の顔が見える時と、見えない時があって………あれ!?って……」
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