第6章

28/43
前へ
/1062ページ
次へ
翌日もコウ先輩のことでもやもやしていた私はココに話を聞いてもらった。 「ん~、その先輩は なんか悩んでいそうだね……でもさ、ハルは なんでそこまで気にするの??………もしかして………惚れちゃった??」 惚れちゃった??私が……コウ先輩に?? 「ないないない!!!それはない………と思う」 「思う……ってことは、自分でも分かってないじゃん(笑)」 よく分からない。 でも、ただ言えるのは コウ先輩の力になってあげたい……ってことは、本心。 「ちょっとでも、悩みを取り除いてあげたいんだよね」 「力になってあげればいいじゃん」 ………わかっている……でも…… 「だって、なんにも話してくれないんだもん」
/1062ページ

最初のコメントを投稿しよう!

413人が本棚に入れています
本棚に追加