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「…シッシッ……」
何かを追い払うかのようなあーちゃんの仕草にもめげず、コウさんはそのまま学校まで一緒に歩いた。
「あそこ……クラス発表」
人だかりを指差すあーちゃん。
いやいや、、、、あの人混みじゃ、見えないでしょ!?
そんな私の心の声が聞こえたのか
「見てくる……チビのハルには、見えないだろうから(笑)…………ここにいろよ」
そう言いながら、人だかりに向かう。
そして、徐に後ろを振り向き
「コウ……ハルに話しかけるなよ。近づくなよ!!」
そう言い、また前に歩き出した。
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