第6章

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そんなある日、部活前に部室の外に手招きされた。 「なぁ、ハル……俺のこと、そんなに知りたいの??」 「はい」 「…………ふぅ…………俺に絡んでたら、アキに怒られるぞ!?」 大きなため息と共に、コウ先輩は言った。 「大丈夫ですよ、きっとあーちゃんも分かってくれます」 ………分かってくれるかな!? やっぱり、怒られちゃうかな!? 「……そんなに聞きたい??………俺んちの家族が崩壊してる話………」 家族が崩壊???
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