第7章

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「ハルがさ、1人で救急車呼んで………俺とフユ兄が中学校の先生に送られて……父さんがいる病院に着いたとき、ハルは1人でソファーに座ってた…………泣く訳でもなく、ただじっと座ってたんだ…………」 授業の途中、教室に先生がやってきて……俺はすぐに帰りの準備をするように言われた。 かばんを持ち、廊下に出るとフユ兄とフユ兄の担任が走ってきた。 訳もわからず、そのままフユ兄の担任の車に乗せられ………病院に連れてこられた。 車中で、聞かされた………母さんが倒れ、病院に運ばれた……と。 そして、見付けたのが妹だ……と。
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