第7章

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ナツ兄の首にまわしていた腕をほどき、 フユ兄の元に向かう。 「ふーちゃん」 そう言って、背伸びをしながらフユ兄の首に腕をまわした。 「よしよし」 ハルの頭を掻き回すフユ兄。 「びっくりさせて、ごめんね……2人も送るから……荷物、持っておいで」 ナツ兄がコウとソウタに頭を下げた。 断りそうな2人に 「ほんと、2人がいて助かった………荷物、持ってこよーぜ……俺も着替えたいし」 先手を打った。
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