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コウを家まで送り、自分ちを通り越してソウタを家まで送り届けた。
それぞれ降りるときには、ハルもきちんとお礼を言っていた。
「今日は、ご心配おかけしました。ありがとうございました」
2人は、もちろん笑顔を向ける。
「また明日な、ハル……ありがとうございました」
「ハルちゃん、バイバイ……送ってもらい、ありがとうございました」
兄弟4人になると、運転していたフユ兄が口を開いた。
「アイツがかっこよくて、キレイな先輩!?」
前にハルが言っていたことを思い出したようだ。
「うん、かっこよくて、キレイだったでしょ!?………ふーちゃんのタイプ??(笑)」
「だぁぁ、んなわけあるかー!!」
いつもの会話に、ホッと息をついた。
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