第7章

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コウを家まで送り、自分ちを通り越してソウタを家まで送り届けた。 それぞれ降りるときには、ハルもきちんとお礼を言っていた。 「今日は、ご心配おかけしました。ありがとうございました」 2人は、もちろん笑顔を向ける。 「また明日な、ハル……ありがとうございました」 「ハルちゃん、バイバイ……送ってもらい、ありがとうございました」 兄弟4人になると、運転していたフユ兄が口を開いた。 「アイツがかっこよくて、キレイな先輩!?」 前にハルが言っていたことを思い出したようだ。 「うん、かっこよくて、キレイだったでしょ!?………ふーちゃんのタイプ??(笑)」 「だぁぁ、んなわけあるかー!!」 いつもの会話に、ホッと息をついた。
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