第7章

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その日の夜、久々にハルの部屋に布団を敷いた。 ベッドに入ったハルを見届けてから、布団に入った俺。 暗くなった部屋にハルの声。 「…あーちゃん………ありがとね」 「ん……気にすんなって」 大丈夫だと思っていたが、ハルは気にしているようだった。 「………コウ先輩とさ、ソウタ先輩…………引いてないかな!?」 俺だけじゃなく、あの場で目の当たりにした2人のことも気にしていた。 「大丈夫だよ……ソウタは、あんな……だし(笑)…………コウは、ハルに半分こしてもらったって感謝してた」 「えっ!?」 コウから話を聞いているのを知らないハルは、驚きの声を上げた。 「コウから聞いた………ちゃんと話してみるって言ってた……………それにさ、ソウタも“半分こ”してくれるって…………そんな2人が、引くわけねーだろ!?」 「………………ん…………………あーちゃん…………そっち行ってもいい??」 「ほら」 ハルの言葉に、俺は自分の布団をめくった。 今日のハルは、あまえんぼさん。
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