第7章

29/30
前へ
/1062ページ
次へ
「……ねぇ、あーちゃん………私、いつまでこんな なのかなぁ??………こんなんじゃ…………面倒くさい女だよね………」 いろいろ言ったけど、かなり気にしてるようだな。 ……今日のあまえんぼさんの原因は、これか…… 「ばーか……それだけ辛くて悲しい思いをしたんだろ!?…………ハルが1人で頑張った結果だったんだろ!?………そんなハルを面倒くさい女なんて言うやつには、ハルは渡さない………ずーっと俺たちといればいい」 「……そんな訳にはいかないじゃない……」 俺だけじゃない、きっとナツ兄だって、フユ兄だって そう思ってる。 「ハルは、そんなこと言うやつのこと好きになんのか??」 首を横に振る。 「……だろ!?じゃあ、問題ねーじゃん……………俺とナツ兄とフユ兄が認めたやつじゃなきゃ、ハルはあげらんねーけど(笑)そっちの方が問題じゃね!?」 「大問題だね」 いつか、ハルにそんなヤツが現れたら……俺は、素直に認めてやれるんだろうか……
/1062ページ

最初のコメントを投稿しよう!

413人が本棚に入れています
本棚に追加