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あーちゃんの温もりに安心し、私はいつの間にかぐっすりと眠りについた。
「あまえんぼさん」
そんな風にあーちゃんがくすりと笑っていたのを私は知らない。
翌日の朝、いつもより早く起きた私はキッチンで張りきっていた。
家族プラスコウ先輩とソウタ先輩にお弁当を作ろうと思って………
ちょうど唐揚げを揚げていたときに、なっちゃんが起きてきた。
「ハル、おはよう……あれ!?俺、遅かった!?」
「遅くないよ……私が早かっただけ(笑)」
私の手元を見て
「手伝う??」
「大丈夫、なっちゃんは朝ごはんの分 お願い出来る??」
「もちろん」
なっちゃんが黒のエプロンをして、冷蔵庫から卵を取り出した。
「ハル、弁当箱多くね??」
いつものお弁当箱より2つ多いことをチェックするなっちゃん。
「えーっと、コウ先輩とソウタ先輩の分も……作ろうかなと思って………」
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