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「…………ハルが…………弁当作ったんだと……」
「へぇ……ハルちゃん頑張ってるんだね」
「んー、おまえに……だと……」
「ふぅーん………………えっ!?俺に!?」
「「しぃー」」
あーちゃんと私は、同時に言う。
だって、ソウタ先輩……突然、おっきな声を出すから………
「ほんとに??ほんとに??俺に??」
声のトーンを落としたソウタ先輩だが………目をくりっと見開いて、何度も何度も問いかける。
「はい、ソウタ先輩に………食べてもらえます!?」
「マジで!?………やったぁー!!!」
「「しぃー」」
再び、大きな声になったソウタ先輩。
…………ほら………前の座ってるおじさんがこっち見てる………
「……クフフ………フフ…………グフフ………」
隣から聞こえる怪しげな笑い声は………間違いなくソウタ先輩である。
「……ソウタ………キモい」
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