第1章
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白石 遥果(しらいし はるか) 今日から、私は高校生になった。 「ハル…そろそろ着替えないと間に合わないんじゃね?」 キッチンで、朝食の後片付けをしていた私はハッとした。 「ほらほら、後はやっとくから」 そう言いながら近付いてきたなっちゃんは、私の頭にポンと手を置いた。
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