413人が本棚に入れています
本棚に追加
「大丈夫だよ」
「やったぁ」
ハルが弾んだように喜んだ。
よほど嬉しかったのか、その後もにこにこと笑みが絶えない。
「あー、よくハルと一緒にいる子??肩くらいの髪の!?」
ハルの隣のアキも加わる。
「そうそう、いっつも一緒にいる(笑)」
「………たしか、トモの後輩って言ってた」
「へぇ………今度、聞いてみよー」
朝の弁当=彼氏………のことを思い出した俺は、ついついジッとハルの顔を凝視してしまっていたようだ。
「なっちゃん、どうかした??……なんかついてる??」
自分の口の周りに何かついている…と思ったハルは、ティッシュで口を拭き始めた。
最初のコメントを投稿しよう!