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「今回のはさぁ……たぶん昨日のお礼だとは思うんだけど……いずれ、ハルにも彼氏とか出来るんだろうな…って思ったらさ………なんかさ………」
アキも俺とおんなじことを考えていたようだ。
「そりゃあさ、ハルにそんな人が出来て……ハルが幸せだったら、それでいいんだけどさ………でも………やっぱ複雑でさ……」
アキの言葉に、うんうん頷く俺。
「なっちゃん、こっち終わったよ~」
ハルがぱたぱたとやってきた。
俺とアキが畳んでいるはずの洗濯物は、まだ全然進んでいなかった。
「どうしたの!?2人とも」
ハルは疑問を口にしながら洗濯物に手を伸ばし、手慣れた手つきで畳み始めた。
そして、無造作に手を伸ばした俺に……
「なっちゃん!!それは、やらなくていい!!」
ガシッと奪い取っていった。
俺が手にしていたのは………ハルの下着だった。
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