第2章

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それなのに、ハルはその場にじっとしていた。 「ハル???」 不思議に思い、ハルを見たら…… 「あのね………あのね…………なっちゃん………あのね………」 何だか様子がおかしい。 「どうした?ハル!?」 ハルの目を覗き込んだ。 目が合うと、いきなり潤み出したハルの瞳。 「…なっちゃんに教えてくれる??………ゆっくりでいいから……」 ハルの頭に手をのせた。
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