第1章

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窓から外を見ると、そこには制服に身を包んだ背の高い人。 窓を開けて声をかける。 「あーちゃん、今行く」 窓を閉めて、制服のネクタイを首に巻いた。 それなのに、何度やっても長さが変。 焦る私に、また窓の外から声がかかる。 「ハルー、置いてくぞー」
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