第3章

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先に外にでていたなっちゃんに告げた。 「なっちゃん、なっちゃん……あーちゃんが来るんだった」 そう言ったのに 「さて、帰るぞー」 なっちゃん………それは、あーちゃんも一緒に帰る……という選択肢はないということですか?? あーちゃん、怒るよ!? 「ハル!!!!」 あっ、あーちゃんだ。 「早いな、アキ………」 「今、置いていこうとしてただろ」 なっちゃんを睨むあーちゃん。 でも、なっちゃんは別に気にする素振りもない。 「3人で帰ろうね」 2人を目で制す私。 そして、右にはあーちゃん、左にはなっちゃん…という並びで駅まで歩き出した。
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